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【2018年最新】MacBookとの比較や付属品紹介等!「ZenBook3」ASUSの薄型ハイスペックノートPCを徹底レビュー。持ち運びに最適な最強ノートPC。

どうも、MacBookユーザのミリオン(@millionnote)です。

普段はApple製品を使っている(現在はMacBook Pro Retina 2016 lateモデル)を使用しているのですが、それが15インチともあって最近思うのが「重い…」という感想です。性能は申し分ないですが持ち運びには不便です。

また、環境の都合で丁度Windowsが欲しくなったので、この際持ち運びも出来て、結構スペックの高いノートPCを買ってみよう!と思って探していた所、

「ZenBook」というシリーズに目が留まりました。

ThinkPadやlenovoの製品も安くて高性能なのがあったのですが、ASUSが出しているZenBookシリーズの中でも

「ZenBook 3」がめちゃくちゃデザインがスタイリッシュで、割とハイスペックだったので、即決してしまいました。

今回はこの超薄型軽量ハイスペックノートPCである

「ZenBook 3」について、全力レビューしていこいうと思います。

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ZenBook3とは

ZenBook3とは、ASUSが販売している製品の1つで、正式製品名は「ASUS ZenBook 3 UX390UA」です。

(画像参照:ASUS ZenBook 3 公式HPより)

なんだこれ…外観めちゃくちゃスタイリッシュ。深い青色ベースでベゼル部分に金色とはカラーセンスも抜群。

(画像参照:ASUS ZenBook 3 公式HPより)

カラバリはグレー・ロイヤルブルー・ピンクとありますが、日本で販売されているのはロイヤルブルーのみです。グレー・ピンクが欲しければ輸入になりますのでご注意を。正直このカラバリの中で一番カッコいいのはロイヤルブルーなので迷いなく購入しましたが。ちなみに僕が購入したモデルはこちらです。

女子はピンクとかすごいオシャレだとおもいます。輸入になりますが。

※追記:AmazonにてASUSの代理店から全カラー購入可能になっています。

しかし、メモリやSSDは固定となりそうです。上位機種が欲しい方はいずれも輸入になります。

尚、通常のサブマシンとしてま非常に優秀な機種で、わざわざスペックを高くする必要も無いです。(下の項目でそれぞれ解説していきます。)色重視の方はAmazonで購入するのが安く、手っ取り早く済むでしょう。

基本スペック

ZenBook 3の基本性能を表にまとめてみました。

 製品名  ASUS ZenBook 3 UX390UA
 薄さ  11.9mm
 重さ  910g
 サイズ  296×191.2×3.5~11.9 mm
 液晶ディスプレイの薄さ  0.4mm(Corning Gorilla Glass 4使用)
 素材  アルミニウム合金(エアロスペース50%UP:航空機の素材)
ディスプレイ  12.5インチ(FullHD)
視野角  170°
ベゼル  7.6mm
 画面占有率  82%
 NTSC比  72%
 コントラスト比  1:1000
 ASUS Tru2Life Video(動画のリアルタイム解析)  200%(高精細)
 OS Windows 10 Home 64bit
 最大クロック数  3.5GHz
 CPU  Intel Core i5-7200U / i7-7500U
 RAM  8GB / 16GB
 ストレージ  256GB /512GB SSD
 ネットワーク  802.11ac対応
 バッテリー  40Wh/およそ9時間
 入出力  USB 3.1 Type-C/オーディオ
 スピーカー  5マグネットクアッドスピーカー
その他備考  指紋センサ搭載

ASUS ZenBook 3で最も注目すべきがこの薄さと重さです。とにかく薄い!軽い!

驚くべきはその薄さに対するスペックの高さです。第7世代のCore iシリーズを搭載し、さらにクアッドスピーカーが搭載されています。いやいや…ハイスペすぎませんか。の割にはバッテリーも持つし、特に悪い点は見当たりません。

用途にもよりますが、普通にネットサーフィンや書類の編集、プレゼンテーションの作成、画像の編集などであれば十二分に対応できるPCです。動画編集する方は勿論別ですが…(そういう方はこのページを見ていないと思います。)今ノートPCが欲しい人にとってかなり優秀なデバイスだと思います。

もう少し比較など加えて以下にまとめてみましょう。とりあえず、ZenBook 3のどこが凄いのかもう少し書いておきます。

ZenBook3は第2のMacBook!?

よく、「ZenBook3は第2のMacBookである」と言われます。又は、「Windows版MakBook」と。確かにUSBポートもタイプCですし、薄型軽量でデザインも似ています。

ではどちらがより優秀なのでしょうか?

この項目ではZenBook 3とMacBookを比較してみましょう。

わかりやすく表にしてみます。

ZenBook3とMacBookの比較

ZenBook3 MacBook
OS  Windows 10  mac OS
CPU  Intel Core i5-7200U/i7-7500U  Intel Core m3/m7
 グラフィック(GPU)  Intel HD Graphics 620  Intel HD Graphics 515
メモリ  8GB 2,133MHz LPDDR3/16GB 2,133MHz LPDDR3  8GB 1,866MHz LPDDR3
 ストレージ 256GB/512GB SSD
 ディスプレイ  12.5インチ(1920×1080pixel)
・TFT方式
 12インチ(2304×144pixel)
・IPS方式 Retinaディスプレイ
 インカメラ  30万画素Webカメラ  480p FaceTimeカメラ
ネットワーク IEEE 802.11a/b/g/n/ac
 サイズ  296×191.2×11.9mm  280.5×196.5×13.1mm
 重さ  910g  920g
 キーストローク  0.8mm  0.2~0.3mm
 指紋認証  有り  無し

こう見るとかなり違う部分がある事に気付きます。同じIntel社のCPUを使っていますが、MacBookがCore mシリーズに対してZenBook 3はCore iシリーズとなっています。(一般的にCore iシリーズの方が性能が良いです。その分ファンレス構造にはなりません。)また、ディスプレイのピクセル数は若干MacBookの方が優位ですが、GPUを見るとZenBook 3の方が性能が良いです。一部だけを見ずに総合的に性能の良さを見た方が良い気がします。

重さもわずかながらZenBook 3の勝利、指紋認証も搭載しており、ほぼMacBookと互角の勝負です。

フルスペックにしたらZenBookの方が値段が貼りますが、性能的には互角で、値段も考慮すると若干ではありますがZenBook 3の方に軍配が上がる気がします。
OSの違いもありますので一概には言えないですが、モバイルノートPCの最高峰であるMacBookと互角のスペックを誇っているのは、間違いなく神デバイスと言えるでしょう。迷っている人は買って損は絶対に無いです。

ZenBook 3では、上位機では16GBのメモリを搭載することも可能で、1世代前のMacBook Proと同等のスペックを誇ります。

グラフィック系のソフトも多少操作可能になりますので、この小さいデバイスにこれほどのスペックを積めるのか…と感動するばかりです。あとはお財布の中身と相談して下さい(笑)。

実際に使ってみてわかったメリット/デメリット

僕がZenBook 3を購入して数ヶ月が経過しましたが、総合的に使い勝手は十分良いです。良い買い物をしたと思っています。しかしこの世に完璧な電化製品は存在しません。時が経てば見つかるデメリットもあるでしょう。

この項目では僕が実際にZenBook 3を使ってみて、感じたメリット、そしてデメリットも共有していこうと思います。

このデメリットを踏まえた上で購入するのが良いですね。

メリット①:薄くて軽いので持ち運びしやすい

まず一番メインのメリットがこれ。

「薄くて軽いので、持ち運びに最適!」です。

元々15インチのMacBook Proを持ち運んでいた僕は、リュックにZenBook 3を入れて持ち運んだ時の感動を今でも覚えています。とにかくめちゃくちゃ軽い!そしてコンパクトなので、15インチのノートPCが入らなかったリュック(たまにあるやつ…)にもすっぽり収まります。

薄さの比較画像を載せておきます。左がZenBook 3で右がiPhone 5sです。
スマホより薄いって普通にやばすぎでしょ!

こちらはディスプレイ部分のみとの比較。大体スマホと同等かそれ以下の薄さです。iPhone5sと比較していますが圧倒的にZenbook 3の方が薄い。

というか今出ているスマホよりも十分薄いと思われます。薄さ0.4mm液晶を使っているのでノートPCの分野では正直最も薄いのでは…と思います。

メリット②:通常の使用法なら十分なスペック

薄くて軽い割にはスペックも高く、重たくなって作業がしにくくなった…という事態は今のところ起こっていませんし、これからも起こらない気がします。メモリ8GBのCore i5版を持っているのですが、十分すぎる程のスペックです。

僕は大学で使う用に主に使用しているので、ワードエクセルパワーポイントなどを主に使いますが余裕でサクサクです。また、ネットサーフィンではYouTubeを見たり、このブログを書いたり、プログラミングをしたり(エディタはAtom)。仮想通貨のウォレットなんかもインストールして入れていますが全く重くなる気配もありません

動画編集やオンラインゲームなどを除いた通常の使用法であれば十二分に威力を発揮するスペックです。実際に使っても普通に良かったので、上のような用途で使用するのであれば間違いなく「買い」の一品でしょう。

メリット③:指紋認証の精度が良い

(ZenBook 3ではトラックパッドの右上の部分に指紋認証する機能が搭載されています!特に邪魔にはなりません。)

意外と便利だ!って思ったのがログインする時の指紋認証です。通常はPINコード入力やパスワード入力などでログインするのですが、この指紋認証ログインを使えば一瞬。1秒以内にログインできます。

自分が使った結果としてはかなり指紋認証の認証精度が高く感じました。iPhoneのTouch IDと同等ですね。

これは使ってみて初めて感じるメリットです。

実際に指紋認証の精度を確かめたい方は電気屋さんなどに足を運んで、店員さんに頼んでみましょう。

その速さに驚くはずです。

メリット④:充電がめちゃくちゃ速い、そしてバッテリーの持ちが非常に良い

ZenBook 3には入出力端子が1つしかありません。その端子の種類はUSB-C(タイプC)です。タイプCの端子は従来の端子よりも急速充電に対応しているので、充電速度がめちゃくちゃ早いです。

公式では0→60%の充電になるまで49分間で充電できると記載されてあります。

実際、1時間も充電すればほぼ100%の充電になります。いままで充電に時間がかかっていたノートPCの問題も、ZenBook 3は大幅にクリアしている訳です。

重たい作業でも、充電しながら作業すれば、電池の消耗が激しくても蓄電されていく程の速さです。

そして何と言ってもバッテリーの持ちが非常に良いです。40Whのリチウムポリマー電池は薄さに関わらず驚くほど持ちが良いです。1日作業する分には、全く問題ない位持ちます。

充電やバッテリー関係に関して心配することは無いと思います。やはり最新の機種なので、そこは心配いらないです。

メリット⑤:専用の付属品のおかげで買い足す必要が無い

日本の家電量販店などでZenBook 3を購入した場合、セットで箱の中に充電器、ケース、ポート拡張ケーブルが同時に付属品として梱包されています。

ケースを別で買う必要が無いのは非常に助かりますね。

ケースは割と肉厚で、内側には柔らかい素材が施されています。クッション性もバッチリです。外側にはうっすら光沢がある素材が使われており、高級感があります。本体だけでなくケースのデザインにもこだわっている感じかして良いですね。

さらに付属品のポート拡張ケーブルでは通常のUSB端子、HDMI端子、USB-C端子が付いています。これを使えばUSBメモリなども直ぐに使えるので買い足す必要はありません。

デメリット①:本体を保護するカバーが無い

MacBookシリーズの様に、本体を直接保護するカバーなどが販売していない点が意外とデメリットかもしれません。

僕が持っているMacBook Proにはカバーをつけているので、本体自体に傷が付くことはありません。

しかし、ZenBook 3では本体を直接カバーするものが存在しません。

マイナーな機種のせいか、あれば選択肢が広がるのですが…しかしカバーをつけると薄さが損なわれてしまうので、ここは割り切ってカバーなしのZenBook 3を味わう他無いようです。多少の傷は我慢…。

(ちなみに、裏側はこんな感じです。指紋は比較的付きやすい素材。メンテしてます。)

デメリット②:ディスプレイの反射率が高い

ZenBook 3はモニタの反射率が高く、光沢感があります。画面がツヤツヤしているので電気の明かりがかなり反射します。

この光沢感が好きな人も居れば嫌いな人も居るでしょう。僕は光沢感がなくマットな感じが好きなので別途でディスプレイの光沢感を抑える画面保護シートを購入しました。

こちらはミヤビックスが販売している液晶保護フィルムです。上の写真のような光沢感になります。

ライトの反射がしっかりと抑えられているので、こちらの光沢感が好きな方はこれも合わせて購入がオススメです。

デメリット③Core iシリーズの欠点

MacBookはCore mシリーズに対してZenBook 3ではCore iシリーズです。上位機種にはiシリーズがよく搭載されるのですが、逆にこのiシリーズ特有の欠点が人つ存在します。

それは、「ファン」構造にあります。

Core mシリーズはファンレス設計なのに対してiシリーズではファン設計となります。ファンというのはCPUの発熱による動作の低下を抑えるための排熱構造です。よくこの薄さでファンも搭載できたな…という感動は置いといて、多少重たい作業をすると完全に静音では作業ができないという欠点があります。

しかし、ファンの音はそこまで気になりません。本当にシーンとした静寂の中で作業していると、かすかにファンの音が聞こえてきます。気になる方は気になるでしょう。

僕は正直気になりませんが、気になる人も居るかと思い、一応欠点の1つに加えておきます。

ファン構造自体はあった方がいいです。排熱はCPUにとって最も大事であると言っても過言ではないので、ファンがある方が長持ちします。多少の我慢は必要ってことですね。

デメリット④:USBポートの数

上にも書いたように、USB-Cポートを1つしか搭載していないので外部への出力や外部から入力する場合は新たに機器を買い足す必要があります。ZenBook 3をメインでゴリゴリに使いたい!という人は少ないと思いますが、ちょっとしたSDカードの読み込みなどもできないとなると多少不便を感じる場面があるかもしれません。薄さを求めた代償として、このような問題が挙げられます。

そんな問題を解決するために、ASUSから純正の「ユニバーサルドック」が販売されています。

この「ASUS UNIVERSAL DOCK 90NB0DH1-P00150」は、高めですがほぼ全ての入出力端子を備えています。これさえあれば、入出力ポートの問題も無事解決です。

ただし、この製品にも欠点が1つあります。それはドックに電源供給が必要であることです。バスパワーではないので、電源を必要とします。これはかなり不便と感じる人がいそうです…なんでバスパワー設計にしなかったのか…。

そうであれば純正以外のモノを購入した方が良いかもしれません。オススメはこれですね。

純正のものよりも安く、高品質でかつ様々な種類のポートが付いています。SDカードやMicro SDカード、複数USBメモリを使用する機会がある方は、是非こちらの製品をオススメします。

デメリット⑤:値段とキーボード配列

ZenBook 3の値段は以下のようになっています。(ASUS Shop:ロイヤルブルー対象)

※2018年2月現在

 

 製品名 ASUS ZenBook3 UX390UA-256G ASUS ZenBook3 UX390UA-512GP
価格  150,984円  199,584円
 CPU  Intel® Core™ i5-7200U プロセッサー  Intel® Core™ i7-7500U プロセッサー
 メモリ 8GB/SSD 256GB  16GB/SSD 512GB (PCI Express 3.0 x4接続)
 ディスプレイ  1,920 x 1,080 (FHD)
重さ 約910g /指紋認証機能搭載

下位モデルが約15万円程。上位モデルは20万円近くします。

上位モデルとなるとメインで使いたくなります。(実際メインでも使える程の性能ですが…)

しかし、第7世代のCore i5,i7を搭載しており、SSDも搭載しているという事でかなり妥当な値段ではないでしょうか。

ASUS Shopで購入するよりも、Amazonなどで購入した方が安い場合があります。

下位モデルに関してはMacBookよりも性能が良く、割安だと思いますが、上位モデルだとMacBookの方が若干値段的には割安になります。

ハイスペックノートPCなので値段は決して安くありません。

さらに、USキーボードを使いたい方は輸入で購入するしかありません。(少ないと思いますが)

僕はプログラミングなどをするのでUSキーボードが良かったのですが、早急に必要だったためJIS配列のモデルを国内で購入しました。

総合的に見て「買い」の一品

さて、これまでZenBook 3についてどこよりも詳しく解説してきましたが、総合的に見てかなり良い製品です。

これは間違いないと思います。

今、ZenBook 3が欲しい!と思っている方は買って損はないです。期待通りの製品です。

上に挙げたデメリットを踏まえたとしても間違いなく「買い」です。

特にサブマシンとしてモビリティ(持ち運びやすさ)を重視するならば十二分に高性能なハイスペノートPCだと思います。

大学生・サラリーマンの方にも声を大にしてオススメできますね。

現在Windows PCを探して居る方や、他の人と違った製品を好む方には是非「ZenBook 3」はかなりオススメと言えるでしょう。

おわりに

今まではデザインを追求してApple製品を好んで買っていたのですが、最近は他社でもシンプルなデザインでハイスペックなノートPCが増えてきています。

特にASUSが出すZenシリーズは、ノートPCのみならずスマートフォンでもシンプルなデザインを打ち出しています。(ZenPhoneシリーズ)

Zenとはその名の通り「禅」の事で、禅を表した螺旋模様が魅力的です。シンプルでかっこいい。

デザインも良くて、性能も良い。日本ではまだまだApple信者(Appleの製品を好んで購入する人たちの総称)が多いと思いますが、世界にはまだまだ魅力的な製品が沢山あります。
ZenBook 3もそんな製品の1つです。

ZenBook 3、いかがだったでしょうか。この記事を読んで買いたくなった人は多いはずです。

迷っているそこのあなた。今回を機にASUS(Zen)信者になってみませんか?

以上、ZenBook 3の全力レビューでした。ASUSさんのこれからの製品にも期待しておきます。

僕もZenBook 3を購入してからASUSさんの虜です。嘘ついて無いですよ…(笑)

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